WindowsでIMEのオン/オフを切り替えるキーを設定する

Windows 環境で英語キーボードを使う場合、日本語入力に切り替えるには ALT + ` が標準です。設定をするとCtrl + Space または Shift + Space で切り替えることもできます。

ですが、Mac のように IME のオン/オフをそれぞれ別のキーに割り当てたいという方もいると思います。このページではそのための設定方法をご紹介します。

あくまで設定の一例ですので、お好みに合わせて調整していたけると幸いです。

Microsoft IME の場合

IME のオン/オフを別のキーに割り当てるためには、 変換/無変換を使用する必要があるのですが、そもそも英語キーボードの場合は変換/無変換が使えません。そこで、PowerToys を使ってキーを置き換えるという手順が必要になります。

Google 日本語入力の場合

設定の自由度が高いため、変換/無変換を使用しなくても、普段使用しないキー(F13 / F14など)で代用することもできます。その場合は以下の PowerToys をインストールする手順は省略しても構いません。

キーマップを確認

以下は Frost68 のデフォルトのキーマップです。LNG1LNG2を IME のオン/オフに使いたいところですが、残念ながら Windows では動作しません。以下の設定が必要になります。

Skelelton68 シリーズの場合は、同じ位置のキーが F13F14 に割り当てられているので以下を読みかえてください。

以下の手順では、青色のキーを単押しで IME オン(かな入力)、オレンジ色と青色のキーを同時押して IME オフ(英字入力)になる状態を目指します。

手順 1: PowerToys のインストールと設定

こちらのページから PowerToys をダウンロードして、インストールします。

インストールが完了したら起動して、左側のメニューからKeyboard Managerを開きます。

キーの再マップをクリックして、以下の通りに設定します。これでLNG1変換LNG2無変換に置き換わります。

手順 2: IME の設定

変換/無変換で IME のオン/オフを切り替えるために、IME 側の設定をやっていきます。

Microsoft IME の設定

Microsoft IME の設定画面で、以下の通りに設定します。

Google 日本語入力 の設定

Googgle 日本語入力のプロパティで、キー設定の選択編集をクリックします。

以下の 4 項目を設定します。PowerToys を省略している場合は他のキーに置き換えてください。

モード入力キーコマンド
直接入力Henkan(変換)IME を有効化
入力文字なしHenkan(変換)IME を有効化
直接入力Muhenkan(無変換)IME を無効化
入力文字なしMuhenkan(無変換)IME を無効化

以上で設定作業は完了です。